肉牛用配合飼料
繁殖用
繁殖雌牛に給与する飼料で粗飼料とともに給与します。繁殖に必要なたんぱく質・ビタミン・ミネラルなどの栄養バランスに配慮しています。
育成用
生後約3ヶ月令から生後7~10ヶ月令まで給与する飼料で、粗飼料とともに給与します。骨格・筋肉が発達する時期のため、たんぱく質やミネラルを豊富に含んでいます。加工形態はペレット、フレーク&ペレット、マッシュ等があります。
肥育前期用
生後7~10ヶ月令から13~15ヶ月令まで給与する飼料です。引き続き骨格・筋肉が発達する時期のため、たんぱく質が豊富に含まれている飼料です。加工形態はフレーク&ペレット、フレーク&マッシュ、マッシュ等があります。
肥育後期用
生後13~15ヶ月令から出荷まで給与する飼料で粗飼料とともに給与します。体重や体内の脂肪が増加する時期であり、特に生後18~20ヶ月令前後は脂肪交雑(サシ)が最も増加するため、脂肪交雑が入りやすい配合内容、成分となっています。加工形態はフレーク&ペレット、フレーク&マッシュ、マッシュ等があります。
乳牛用配合飼料
人工乳
生後約3ヶ月令まで給与する飼料です。体の発育や第一胃の発達に必要な栄養を含み、加工形態は子牛が食べやすいペレットやフレーク&ペレットが広く使用されています。
育成用
生後3ヶ月令頃から初産分娩までの期間に給与する飼料で粗飼料とともに給与します。粗飼料を十分摂取できるよう消化機能を発達させ、骨格・筋肉の発達や性的成熟を促します。
泌乳用
泌乳期に給与する飼料で粗飼料とともに給与します。牛の健康と泌乳に必要な成分を配合しています。飼養方法に合わせた様々な形態・成分の飼料があります。
乾乳用
乾乳期(泌乳しない期間)に給与する飼料です。分娩後スムーズに泌乳させるため、たんぱく質・ビタミンのバランスに配慮しています。
TMR(発酵飼料)
牧草と配合飼料を混合して発酵させた搾乳牛用の飼料です。
牛の嗜好性が良く採食性が向上します。